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趣味も仕事も、本気で楽しむオトコのブログ

「あんな大人にはなりたくない」という大人に、なっていませんか?

サイクリング

誰しもが「あんな大人になりたくない」「あんな人にはなりたくない」と思ったことはないだろうか。

  • 小さなことをいつまでもグチグチ指摘し続ける。
  • ダメ出ししかしない。
  • 人を見下す。
  • ありがとうと言えない。
  • 自分の保身ばかり考える。
  • 出来ない理由ばかり見つけて、何も行動しない。
  • 人の成功を喜べない。

挙げればキリがないが、これらは僕が思った「こんな人にはなりたくないリスト」の一例だ。
ここでふと自分を振り返ってみると、無意識に「こんな人になりたくない大人になってしまっている瞬間」に陥っていることがある。

例えば、次のような事だ。

  • なかなか言う通りに仕事をしてくれない部下からの提案を、否定から入りそうになる。
  • 実はアウトプットにほとんど影響の無いような細かい表現について修正を指示する。

特に、思春期の頃は「絶対あんな大人にはなりたくないよな」と友達と散々話し合ったりもした。「これくらいのことで怒るなよ」「人の話を聞けよ」「そんなの大人のルールだろ」と、自分の気持ちを理解してくれない大人たちに憤りを感じたことが多かった。

同じような思いを抱いた人は、多いと思う。
社会人になってからも「あんな先輩や上司にはなりたくないな」と思ったこともあるだろう。

さて、果たして今の自分自身を冷静に振り返ってみると、自分の周りにとって自分はどういった存在だろうか。
同じように思われてはしないだろうか。

人間は、いつだって自分中心に考えてしまう。
なので、他人の気持ちを推し量ることは難しい。
しかし、過去の自分自身の思いを振り返ることは簡単だ。そして、その思いはきっと他の人も同じように感じているだろう。

あの頃思った「なりたくない人」にならないように最善の努力をしてみよう。

おとなの教養 私たちはどこから来て、どこへ行くのか? (NHK出版新書)

ゴルフクラブを握ったこともないド素人の僕が、ジェクサー・ゴルフカレッジを体験してきた

ゴルフ

今までに一度もゴルフクラブを握ったことのないド素人の僕が、ひょんなことからゴルフを始めることになった。
それを聞いた友人からゴルフクラブ一式(素人には勿体ない高級ゴルフクラブだ)を譲り受けることになり、いよいよ形も整ってきた。

聞くところによると、ゴルフを経験したことがない人が適当にクラブを振っても、ボールに当たりもしないという話を聞く。
それに加えて、下手なところを誰かに見られたくないという性格だし、さらに負けず嫌いの僕にとって「とりあえず打ちっぱなしに数回行って、まずはホールデビュー」ということはしたくない。

まずは、きっちりとゴルフの基礎を教えてもらおう!ということで、普段から通いやすいゴルフスクールを探したところ、「ジェクサー・ゴルフカレッジ アトレ秋葉原1店」というゴルフスクールが候補に挙がり、ひとまず体験スクールに行ってみることにした。

ジェクサー・ゴルフカレッジとは

ジェクサー・フィットネスクラブを展開している「株式会社ジェイアール東日本スポーツ」が提供するゴルフスクールだ。(ジェイアール東日本が、グループ会社でスポーツジムを経営しているのは初めて知った)

ホームページを見てみると、いわゆるフィットネスジムの他に、フットサルスクール、テニススクール等も展開しており、その中の一つに今回体験する「ゴルフカレッジ」がある。

僕が体験した「アトレ秋葉原1店」には、THEONスクリーンゴルフという最新のゴルフシュミレータが導入されていて、スクリーンにボールを打つことで実際にホールをラウンドしているような画面が投影される。
このTHEONスクリーンゴルフは、ビギナーだけでなく上級者でも使えるシミュレータらしいので、変なクセが付くこともなくしっかりと基礎練習をすることができそうだ。

THEONスクリーンゴルフ

体験コースの流れと感想

体験料金の支払いと説明

まず始めに、レジで体験料金の支払いをする。
体験コースは、1回分(50分)のレッスンを他の生徒と一緒になって体験するのだが、一人あたり1,080円という料金となっている。
ランチ一回分と考えれば、気軽に体験を申し込みできる価格だ。

その後、レンタルシューズやグローブ、ロッカーの場所等の説明を受ける。
今回、グローブは自分のグローブを持参しているので、クラブとシューズのみレンタルで借りることにした。

レッスン開始

レッスンは、最大で6名となっている。体験レッスンも、通常レッスンの空きで行われるため、他の生徒と一緒になって始まる。

まず始めに、ストレッチからスタート。
先生が生徒の前に立ち、屈伸などの準備運動から始まって、ゴルフクラブを使ったストレッチを行う。
僕自身は、ランニングをするため普通の人よりもストレッチをしている自覚があったのだが、ゴルフクラブを使った肩甲骨付近のストレッチは、かなり効いた。(出来る限り自宅でも続けたい)
数分かけて全身のストレッチが終わる頃には、身体全体が温かくなっており、長袖を脱いでTシャツでスタート。
今回は、僕と妻の2人の初心者で参加したのだが、初心者ということもあり、最初から2人に対してコーチが始まる。

7番アイアンを使って、グリップの握り方から始まり、アドレスまで丁寧に解説してくれた。まずは軽くクラブを振って、足元のボールをスクリーンに向かって打つことから始める。
時計で例えると、6時に構えて、7時から5時の振りでボールを打つ。これをひたすら繰り返す。
全く初心者の僕は、グリップを維持するだけで腕が痛くなるし、気を抜くとグリップの握り方も崩れてしまう。さすがに先生もすぐに見抜いて、すぐに指摘してくれる。

先生は、他の生徒も見なくてはいけないので、僕たち夫婦の後ろに続いている4名にも順番に回っていく。
僕の後ろの生徒たちは、ドライバーをガンガン打って気持ち良さそうだったが、先生は色々と指摘をしていき、生徒の打ち方を修正していく。指摘を受けた生徒も「そこがなかなか直らないんですよねー」なんて言っており、的確な指摘だったと思えるが、素人の僕から見ると何が悪いのかさっぱり分からない。「早くその域に達したいな」と思いながら、ひたすら7番アイアンの小振りを繰り返す。

先生は、最後の生徒まで見ると、また先頭の僕たちのところまで戻ってくる。
先生が一周している間に、やっぱり僕のグリップの握り方は崩れていたようで、色々と指摘される。ところが、「なかなか良いですね、少しだけ振りを大きくしてみましょう」と、褒めながら早速次のステップへ。振りを9時から3時まで大きくする。
力を抜いてボールにクラブを当てると、飛距離80ヤード!今までは30ヤードくらいだったのに、腕を大きく振っただけで一気に飛距離が出て楽しくなる。もっと飛ばしてみたい、という欲求が当然のように出てきて、思いっきりクラブを振ってみると、たちまち当たらない。当たっても変な方向でボールが飛んでいく。
これは、腕や手先でボールを飛ばそうとしてしまうという、初心者が必ず陥る症状だそうだ。そして、初心者の僕は、まんまと腕や手先に力が入ってしまう。
最初の感覚を思い出すためスイングを小振りに戻し、また少しずつ振りを大きくしていく。先生から何度か指摘を受けながら、9時から3時のスイングで何となくボールが真っ直ぐ前に飛ぶようになってきたかな、と思った頃に「レッスン終了」の合図が。

全然、時間が足りない!

大学教授が考えた1年で90を切れるゴルフ上達法!   角川SSC新書

 

まとめ

ゴルフレッスンはとても楽しかったし、体験して良かった。
先生も言っていたが、独学だけだとどうしても変なクセがついてしまって、きれいなスイングができなくなってしまうし、スコアが伸びるまでに時間がかかってしまうらしい。
実際に、僕が思っていたクラブの握り方とは全然違ったので、レッスンに通わずにいきなり一人で打ちっぱなしに行っていたら、ボールに当てることもできずにゴルフを諦めていたかもしれない。

何はともあれ、ひとまずこのジェクサー・ゴルフカレッジに通ってスイングの基本を身に付けようと思う。(レッスン終了後には、入会の仮申し込みをしていた)

レッスン代は月4回で14,040円。
1回あたり3,500円程度だと思えば、そこまで高い買い物ではないと思う。当面の間、少し節約してゴルフレッスン代を捻出していこう。
さらに、ジェクサー・ゴルフカレッジでは1ヶ月に1度、コースを使った練習も実施している。午前中にアプローチやバンカー練習をして午後から9ホール回る練習や、18ホールラウンドする練習等もあり、少し慣れてきたらコース練習にもチャレンジしてみたい。

そして、何とか4ヵ月後の春にはコースデビューしたいと密かに目論んでいる。

後記

体験ゴルフレッスンが終わった当日、スイングを忘れてしまいそうな不安と、もっとボールを打ちたい欲求を抑えられずに、自分のクラブを持って打ちっぱなしに行った。
一気にゴルフにハマってしまいそうだ。

【稼ぐ人の思考法】お金を稼ぐために僕が実践している、たった一つの事【「消費」から「生産」のサイクル】

クリエイティブ

「消費」するということ

世の中の大多数の人は「消費」することで生活している。

消費というのは具体的に、次のような行動だ。

  • 美味しいものを食べる。
  • 映画を観る。
  • 音楽を聴く。好きなアーティストのライブを観にいく。
  • 本を読む。
  • 旅行をする。
  • お酒を飲む。
  • スポーツをする。

つまり、「自分の外」から「自分」へ向かう方向の行動は「消費」となる。
消費行動は、自分の欲を満たすために行うものであるので、消費をして自分の欲が満たされたら目的達成となり、行動は完了する。
「消費」は自分のための行動であるので、「消費」行動から対価は発生しない。(お金を稼ぐことはできない)

「生産」するということ

一方、「生産」することは、「自分」から「自分の外」へ向かう行動のことだ。
例えば、次のような行動をいう。

  • ブログを書き、公開する。
  • 動画をユーチューブで公開する。
  • 自分の得意分野に関する本を執筆する。
  • 音楽を作り、誰かに聴かせる。
  • 勉強やスポーツを教える。

このように、自分ではない誰かに向けた行動が「生産」となる。音楽を作曲したからといってもそれを誰にも聴かせないのであれば、ただの自己満足であり「消費」行動となる。
会社に雇われて仕事をするということも、会社のために労働力を提供することによって対価を得るという「生産」の一つである。

「生産」するということは、「消費」と大きく異なることがある。
それは「生産」に対して発生する「対価」だ。
「生産」は、自分以外の誰かに向けて行う行動であるため、「生産」から得られた価値に応じて、それを受け取った人は自発的に対価を払うことになる。
「生産」によって生み出されたものの価値が大きければ大きい程、より多くの人がそれを欲し、大きな対価を支払う。

生産性

「消費」と「生産」のバランス

「生産」よりも「消費」の方に意識が向く人は、「消費」に最大の時間を割く。
そういった人は、「消費」するために必要な最低額さえ得られれば良いので「消費」の大きさよりも「生産」で得られる「対価」が大きくなることはない。(短期のアルバイトや派遣で一時的にお金を稼ぎ、片道切符で海外旅行を楽しむことを繰り返している人等がそうだ)

一方、「消費」よりも「生産」の方に意識が向く人は、「生産」から得られる「対価」が「消費」を上回る。そのため、消費する金額以上の対価を得ることになる。
これらは言葉だけを見ると大きな違いがあるように見えるが、結局のところ「消費」と「生産」のどちらに重点を置くかという意識のバランスが違うだけである。

「消費」することは欲求が満たされるため、楽しいしストレスもない。そのため多くの人は「消費」を中心とした生活を送っている。
しかし僕は「生産」を中心として物事を考える。かといって、決して「消費」の優先順位が低い訳ではない。「生産」を意識することで少しでも多くの対価を得ることによって、より充実した多くの「消費」を楽しめると思っているし、「生産」するためには質の良い「消費」が必要条件であるため、少しでも質の良い「消費」を求めている。「生産」を意識するからこそ、「消費」の充実に繋がるとも考えている。

要するに、稼ぐ人の思考とは『常に「生産」を意識すること』なのである。

「生産」を意識するということは具体的にどういうことか

全ての「消費」は「生産」につなげることができる。

例えば、趣味である旅行に行き「楽しかったな」で終わってしまえば単なる「消費」でしかない。
これを、おすすめスポットをまとめてブログの記事にするだけで、「生産」に変わる。
このおすすめスポット記事が為になる記事であれば、多くの人が訪れるようになる。多くの人が集まるという時点でその記事は「コンテンツ」として価値を持つようになる。
広告や物販(アフィリエイト等)によって、ブログ記事が収益を上げるようになる。

このおすすめスポット記事も、量が多ければ本の出版に繋がることもある。
インターネット検索では探せないような裏スポットだけをまとめた本を、県別に出版すれば最低でも47冊(都道府県分)の出版に繋がる可能性が生まれる。
いきなり本を書くのはハードルが高いので、自分でWEBサイトを立ち上げてWEBマガジンを公開する。いずれ誰かの目にとまり、出版の話に繋がるかもしれない。

今の時代は、誰でも簡単に、しかもお金をほとんどかけずに全世界に向けてコンテンツを発信することができる。分かっているようで、分かっていない人がとても多い。

このように、全ての「消費」行動は「生産」へつなげることができる。
さらに「消費」行動が独特であればあるほど、価値がある。(みんながやっている消費ではなく、あなただけが表現できる消費であると良い。誰かと同じだと埋もれてしまう)
常に「生産」を意識するように心掛けると、全ての「消費」行動の際、どのように「生産」に繋げるかを考えるようになってくる。むしろ、「生産」するために、どのような「消費」をするか考えるようになってくるだろう。
そして、どのようなコンテンツを「生産」すれば、多くの人に届くかを考える。

このように、「消費」→「生産」のサイクルが確立されれば、自分自身のコンテンツが出来上がる。
「生産」によって生み出された、自分自身のコンテンツがお金を稼いでくれるようになる。

自分自身のコンテンツさえ出来てしまえば、あとはコンテンツを強くしたり、大きくしたり、複数作り上げるだけだ。

【ブログ100記事達成】過去記事の振り返りやアクセス推移等まとめ

ノートとパソコン

今年(2017年)の1月1日にブログを開設し、早10ヶ月が経過した。

このブログでは、ビジネスや生活で役に立ちそうなTIPSや、仕事に対する僕なりの考察記事を中心に、僕の興味のある音楽や本のレビュー等を書いてきた。
記事の中には、共感を得られた記事もあれば、全く見向きもされなかった記事もある。読み手の立場に立って記事を書いても、なかなか思うように注目されないというのは非常に勉強になっている。

ブログを開設した当初は「とりあえず何とか100記事を目指そう」という目標で始めた。
ブログのアクセスが期待できるのは「100記事から」というエントリーを多く目にしたし、100記事を達成するには少なからず努力する必要がありそうだったため、自分にとって少しストレッチの効いた目標を課してみたつもりだ。

そしてこの記事でようやく100記事達成となる。
これで、ひとまずの目標が達成できた。

ここで、過去の記事やアクセスの推移について振り返っていきたいと思う。

過去記事の振り返り

一番アクセスの集まった記事

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僕がフィンテックに関連する仕事をしていたことと、ちょうどフィンテック関連の仕事で北欧のデンマークを訪れたこともあり、その時に感じていた気持ちや知り得たテクノロジーについてまとめた記事を書いたというのが、記事誕生の経緯だ。

この記事だけで50,000PV以上を集めた。NewsPicsで取り上げられ何と1,200picsを超え、堀江隆文氏をはじめ多くの著名人にコメントを頂いた。

この記事について、残念だったことが二つある。
一つ目は、後日記事をリライトした際に記事のURLを書き換えたのだが、はてなブログの仕様によって過去のURLは死んでしまった。URLを書き換えた場合は、自動でリダイレクトされると勝手に勘違いしていたのが原因なのだが、はてなブログを利用している人は注意しよう。そのため、はてブやPocketのブックマーク数はバズった後の数字しか反映されていない状態になってしまった。(とはいえ、グーグルアナリティクス上ではアクセスが認識されている)

二つ目は、この時点ではアドセンスやamazonアソシエイトの利用をしていなかったことだ。ブログ開設時点では、広告を打たずにひたすら記事を書いてブログの媒体価値を挙げることに集中していたため、戦略として間違った訳ではないのだが、50,000を超える記事がどの程度の収益を生んでいたのか確かめてみたかった。

何だか色々と考えて書いた割には、注目されなかった記事

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2017年10月、安部内閣が解散し衆議院総選挙が行われた。
北朝鮮情勢が不安定の中、民進党が希望の党へ合流を図りほとんど空中分解状態となってしまったり、希望の党も小池都知事の態度が定まらずに都民や国民からの支持を得られなかったりと、何かと話題が尽きなかった総選挙だった。

その中で、僕自身がずっと疑問に感じていたことを簡単にまとめたのがこの記事だ。
国は将来を向いて動いていかなければならないのに、高齢者政策に投下する税金が一向に減らない。
税金の使い道はこれで良いのか、現在の選挙制度は「真に」「本質的に」一票が平等なのだろうか。
もっと将来に向けて、有効に税金が使われるように選挙制度を見直してしまったらどうか、ということをざっくりとまとめたのが、この記事だ。

色々と考えて書いた割には、ほとんど注目されることもなかったので少し残念な気もするが、どこかに共感してくれる読者がいることを今でも期待している。

共感を得た記事

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この手の記事は、どうしてもどこかで読んだような記事になってしまう。なぜなら、物事の本質はどのように切り取っても普遍であるからだ。何か、ある物事について思考を巡らせて考察していくと、行き着くゴールは同じなのである。
そういった意味でも、多くの共感が得られた記事だったのだと思う。

その中で、僕の周りにいる「いつもスマッシュヒットを繰り出す人」「次々と売れるアイデアを繰り出す人」を観察し、その人たちに共通する7つの思考についてまとめたのがこの記事だ。
僕が仕事をする時にも、この考え方を意識しているし、行き詰った時には大概この考え方を忘れてしまっているので、意識的に立ち返るようにしている。

ちょっとした遊び心で書いた記事

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僕はゲームをよくするのだが、年齢を重ねるにつれて思いっきり没頭できるゲームに出会うことがなくなった。そんな中、久しぶりに没頭したのが「ドラゴンクエスト11」だ。
感想は記事に書いているので、そちらを読んで頂きたいのだが、時間を忘れて少年に戻ることができた名作だ。
まだ未プレイの方(特に昔からのドラクエファン)は、是非プレイして欲しい。


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僕の青春を思いっきり彩ったハイスタ。18年ぶりにフルアルバムを発売した。
久しぶりにCDという音楽媒体を買い、四六時中イヤホンで音楽を聴いた。ドラゴンクエストと同様に、いわゆる思い出補正がかかっているのだろうと自覚はあるが、それでもやはりカッコ良さに身震いした。
ハイスタファンのみならず、ロックファンは必聴の一枚。


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最近バズワードのように取り上げられる「人工知能(AI)」だが、WARPはAIを用いたJリーグの試合結果予測サービスだ。
要するに、これでtotoを当ててしまおうという、とても興味深い試み。
もちろん、本当の試合が全てシュミレーション通りに動く訳はないので、100%の的中はないのだが、的中率はそこそこではないだろうか。
最新テクノロジーに興味がある僕にとっては、身近に新たなAIを体験できる面白いサービスだった。
今後も、こういった目新しいサービスを使って、その体験を記事にしていきたいと思う。

アクセス推移

ブログ開設~現在(2017年1月1日~10月末)

上述したが、「フィンテックによって生活から現金が消える日」という記事がたった数日で5万PVを集めたため、10ヶ月の折れ線グラフを見ても、PV数の増減はかなり分かりにくくなってしまっている。
このグラフからはほとんど分からないが、PV数は確実に増加傾向にある。また、読者の反応を刺激する記事を書けば、無名のブログ記事でも思いっきりバズることができることも分かった。

アナリティクス

直近1ヶ月の月間PV数(2017年10月1日~10月末)

およそ現在のPVは、月間2万程度になっている。
毎日、一ヶ月前のPV数との比較を追っているが、およそ20〜30%程度でPV数が増加している。このまま増加傾向が続いていけば、年内には月間で3万PVを超えるブログに成長できるのではないかと期待している。

アナリティクス

このブログのこれから

100記事を達成したが、達成感よりも「もっと書き続けよう」という思いの方が強い。
ブログを開設する前は、「100記事を達成したら、ものすごいアクセスが集めるはずだ」と軽い気持ちで考えていたが、思ったほどアクセスは集まっていない。要するに、まだまだ読者の心に届く記事を提供できていないということだろう。

客観的に読んでいくと、文章も稚拙な箇所が目立ったり、書き手の人物像をイメージしにくかったりと、読者としてイマイチに感じるだろう点が散見されていることも事実だと正直に思う。

近々、新しく取り組みたいと思っている趣味も出てきており、もっと多くの読者の方に楽しんでもらえる記事が書けたらいいなあ、と思っている。
これからも、より良い記事をたくさん書き、より多くの読者に届けられるように努力していきたい。
引き続き、宜しくお願い致します。

「上手な説明の仕方」を習得する4つの具体的な方法

エスプレッソ

ビジネスの場では、説明を求められる機会が多い。

特に話し方で差がつく場面は、準備のない状況でいきなり説明を求められる時だ。
こういった時に、聞き手にとって分かりやすい説明をできる人は尊敬できるし、周囲からの信頼を勝ち取る。

僕は、話をするのが得意だとずっと思っていたのだが、ビジネスで色んな人の説明を聞く度に自分の説明力はまだまだ低いなということを実感した。
そこで、筋道を立てて話をするのが得意な人と不得意の人は、一体何が違うのかを考えた。

持って生まれた才能で説明上手な人はいるが、才能がない僕のような人間でもある程度の訓練である程度まで上達することができることが分かった。
今日は、説明上手になるための具体的な方法について書いていく。

なぜ説明が下手なのか

まず、何かを説明しようとした時、いくつか関連するキーワードが頭に浮かんでくる。
説明しようとする目的、経緯、関連する話題、分かり易くするための例え話等々。

説明が上手な人は、このようなキーワードを頭の中で瞬時に整理し、話す順番を組み立ててしまう。さらに聞き手から質問があった場合にも、聞き手の求める説明になるよう柔軟に説明内容を切り替えていくことができる。

説明が下手な人は、キーワードを整理することができない。キーワードの整理とは、時系列に並べたり、カテゴリーでまとめたり、起承転結で話を構成したり、不要な情報は捨てたりすることだ。
さらに説明が下手な人は、説明している側から説明の目的を見失ってしまう。頭の中で話しが構成されていないために、あっちへ飛びこっちへ飛んでしまう。そして、話が右往左往してしまうがために、折角浮かんだキーワードを忘れてしまい、また関係のないキーワードが新しく出てきてしまう。

つまり、キーワードを整理して、ストーリーを構成することができれば説明が上手になるのだが、これはすぐに身に付くものではない。しかし、少し工夫するだけで上達していくことができる。

【説明が上手になる方法その1】説明のパターンを持っておく

説明が上手くできない人にとって、説明を求められてから考えていては遅い。ならば、予め説明のパターンを作っておけば良いのだ。次はこれ、次はこれ、と覚えておけば、瞬時に話の構成を考える必要はない。このパターンを基本に、後は経験を積み重ねる中で自分用にアレンジしていこう。
今回紹介する説明のパターンは、会議の資料やプレゼン作成にも大いに役立つことを補足しておく。

1.説明の主旨

話の目的を最初に伝える。そうしないと、聞き手は「一体何の話をしているのか」ということを想像しながら話を聞かなければならない。

(例)
「今回は当社の利益を拡大するためにB社を買収したく、そのメリットデメリットについて説明します。その上で、今後の方向性についてご意見をお聞かせください」

2.背景

説明の主旨に至った背景を説明する。背景を説明することで、冒頭に説明する主旨の妥当性を確認したり、以降説明される内容の理解を促進することができる。

(例)
「当社の既存事業を取り巻く外部環境は以前厳しく、マーケットは縮小方向に進んでおり好転は望めません。新たなマーケットを開拓することは当社の喫緊の課題であり、継続的に可能性を模索してまいりました。その中で、当社のビジネスとシナジーが見込めるB社との提携案が浮上し、先方との折衝を図ってまいりました。検討の結果、B社を買収することが当社とB社にとってWin-Winの協業スタイルであると考え、本日の説明に至ったものです」

3.現状

背景の説明を掘り下げて、現状の問題や課題について具体的に説明する。

(例)
・マーケットや利益のトレンド
・B社との折衝経緯

4.結論

目的、背景、現状を踏まえて、どうしたいか、どうあるべきか、自分の考えの結論を説明する。必要に応じて、結論を補足する情報を不可する。

(例)
「以上を踏まえて、B社を買収するべきだと考えます」(結論)
「この買収による利益計画は、○○となります」(結論の補足)

5.意見を聞く、まとめる

結論を着地させるために、意見を聞き、話をまとめる。意見を聞く時に、誰からも意見がない場合は、案件に関わりの深い人や、決定権限者を指名して意見を聞くのも良い。

(例)
「説明は以上となりますが、ご意見をお聞かせ頂けますでしょうか」
「では、B社を買収する方向で、今後調整を進めて参ります。今後の状況は適宜、ご報告致します」

「いまの説明、わかりやすいね! 」と言われるコツ

【説明が上手になる方法その2】しっかりと背景を理解する

少なくとも、説明する人は、聞き手よりも情報に詳しくなくてはならない。
説明が下手な人は、得てして十分に情報を理解していない場合が多い。そのために、少し突っ込んだ質問があった場合に、しどろもどろになってしまい説明の状況が飛んでしまう。
例えば自分の得意分野(スポーツでもゲームでも映画でも)であれば、それがどれだけ素晴らしいことであるか、いくらでも説明できるだろうし何を質問されても答えられるだろう。

事前に時間があるのであれば、自分が聞き手になったことを想像して「何が知りたいか」を考えて、可能な限り背景情報を理解しよう。

【説明が上手になる方法その3】話はシンプルに、短く

説明が下手な人、さらに説明が上手いと勘違いしている人は、ダラダラと長い説明をする。必要以上の補足情報を加え、相手が理解しているにも関わらず例え話を加える。
説明が長ければ長いほど、話の本質がぼやけてしまって何を説明しているのか分からない状態に陥ってしまう。

人間は意識しないで話をすると、大体において長くなる傾向にある。そのため、話を短くする、簡潔にする、ということを常に意識するように心掛けよう。

【説明が上手になる方法その4】落ち着いて、ゆっくりと

緊張すればするほど、口が早くなってしまう。さらに、緊張で自分の頭の回転も鈍ってしまうため、どんどん頭が口に追いつかなくなる。時間が経過すればするほど、場の空気は説明者を心配することになり、説明の目的はどこかに行ってしまう。

説明をする時に緊張しないようにするためには、ゆっくり話すことが効果的だ。いつもの会話の0.7掛け位を意識するとちょうど良いと思う。そして、ある程度説明したら、途中で間を空けて「ここまででご不明な点はありませんか」と聞くことで、聞き手だけでなく説明者にとっても丁度良いペースを維持することができる。

あとは、場数だ。自分から積極的に説明をするスピーカーの役割を担っていこう。(苦労は買ってでもしろ、と同義だと思う。どんな座学よりも、経験の方が必ず身に付く)

【説明が上手になる方法 番外編】プライベートの充実

直接関係ないので「番外編」としたが、心身の健康と説明上手は実は密接に関係しているように思う。説明が上手な人は、大概プライベートも充実している人が多い。

質の良い睡眠をよくとって、美味しいものを食べて、運動して健康を維持し、旅行でリフレッシュする。
仕事のことばかり考えず、心身の健康を一番に考えることが何よりも重要であるように思う。

「考える力」を養う4つの具体的な方法【思考力】

アイデア 思考

考える力を養う方法その1:何でも良いから興味を持つ

いかに主体的に自分の事のように考えるか、というのはモノを考える上で非常に重要な要素だ。
そして、その根本的なモチベーションになり得るのは、「もっと知りたい」という好奇心だ。

小さな子供が、何に対しても「何で?何で?」と繰り返し聞くように、「何故だろう」「どうしてだろう」と目の前の物事をより深く深く知ろうとする人は、考える力が人一倍強い。

自分が本当に好きなこと(音楽でもスポーツでも何でも)であれば、誰から言われるまでもなく常に考えてしまうし、他の人よりも詳しくなっているはずだ。

考える力を身につけるために、まずは自分の好きな分野を今までよりも少し深く掘り下げることから始めてみてはいかがだろうか。
掘り下げるというのは何も本を読むことだけではない。
例えば、歴史が好きなら本を読むだけでなく、実際にその場所を訪問して体験することも良い。そうすることで、次に本を読む時、より臨場感を持つことができるだろうし、さらに別の興味を誘うだろう。
あるいは、マラソンが趣味なのであれば今よりも早く長く走るために、何をすれば良いのか研究し、実践するというPDCAサイクルによる改善を図ることも良い。より成長するために「常に考えなければならない」状態になるだろう。
あるいは、映画が好きなのであれば、舞台となった実際の歴史を学んだり、主人公を演じる俳優の別の映画を見たり、映像の作り方を調べてみたり、カメラや照明等の裏方仕事について調べてみても面白い。全ての役割に意味があり、それをしっかりと理解して映画を観ると色々な気付きが得られるだろう。

このように、一つでも良いので日常的に深く知ろうと考え続けることで、どんどん「考えるクセ」がついていくことを実感できるはずだ。

考える力を養う方法その2:すぐに調べる

現代では、すぐにインターネットがあるので、気になったことはすぐに調べることができる。(もちろん調べるのは、電子辞書でも百科事典でも何でも良いのだが、スマホは常に手元にあるし外出先でも使えるので、やはり一番便利なツールだ)
大切なことは「気になったらすぐに調べる」というクセをつけることである。

「調べる」ということを習慣化すると、知識が増えるのはもちろんだが、「もっと深く知ること」に対する抵抗が無くなってくる。むしろ、今までは素通りしていたような事柄であっても、実は分かっていなかったということに気付くようになっていく。
僕たちは、日頃何気にニュース等を見聞きして分かった気になっているが、改めて考えると実は知らないことが多いのだ。このことに気付くと、調べずにはいられなくなる。

僕は今では、会議中であっても取引先との会話中であっても、その会話の中で出てきた知らない単語を調べるためにスマホで調べ物をよくしている。
(もちろん、その場の空気や相手との関係性によって、それが認められる場合に限るが)

「調べるという行動」は、スマホの登場によって劇的に手軽になった。
インターネットには正しい情報も不正確な情報も多く存在するが、インターネットで調べるということを日常化することによって情報を取捨選択するスキルも身に付いていく。

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考える力を養う方法その3:すぐにメモする

分からない単語、調べたこと、思いついたこと、何でも良いので頭に入ったタイミングですぐにメモしていく。
(メモ用紙だと大きいので書き易いのでオフィスでは紙にメモをする。手元にメモ用紙が無い場合は、iPhoneのメモ帳を使っている。自分に合ったメモの方法を見つけよう)

例えば、分からない単語を後で調べようと思っていても、ほんの数分経つだけで「あれ、何だったっけ?」となることは、しばしば経験していると思う。特に単語の意味が分かっていないために、映像などで情報を補足することもできず、覚えることはさらに難しい。
人間の記憶力は、相当に脆いものなのだ。

すぐにメモする習慣をつけておくことで、分からない単語を忘れないだけでなく、メモすることによって頭で覚えておく必要がなくなるため、脳がストレスから開放され、考えることに集中することができる。

考える力を養う方法その4:アウトプットする

考える力を決定的に鍛え上げる作業が「アウトプットする」ということだ。

アウトプットは、文章にまとめても良いし、誰かに説明しても良い。とにかく自分の外へ情報を発信するということが重要である。

その1、その2と、インプットに関することを書いてきたが、人間の記憶力には限界があるので、いくらインプットしてもやはり忘れてしまう。分からない単語が出る度に調べたからといって、その場で分かった気になっていても、それで終わっていれば恐らくまた同じことをどこかで調べることになる。自分が思っている以上に、記憶することは難しいはずだ。

ここで特にお勧めのアウトプット方法が、ブログ(Facebook等のSNSでもOK)を書くことだ。
本が好きなら書評を書いたり、映画が好きならレビュー記事を書いたり、スポーツが好きなら上達までの道のりや自分自身の考え方や研究結果をまとめても良い。

文章にまとめるという作業は、かなり考える力を使う。
読み手に分かり易い文章や構成にし、分からない単語は調べなければならない。中途半端な記事は誰にも見向きもされない。
継続的にアウトプットすることで、考える力に磨きをかけよう。

夫妻のすれ違いから学ぶビジネスコミュニケーション【ケーススタディ】

夫婦 恋人

夫と妻(彼女)のすれ違い(よくあるケーススタディ)

妻と洋服を買いに行った時、「どっちの洋服が似合う?」と聞かれる。

「どっちも似合うよ」と答えると、「聞いた意味ないじゃん」「何も考えてないでしょ」「ほんと適当な返事なんだから」とふて腐れてしまう。
「右のネイビーの方が良いんじゃないか」と答えると「左のベージュの方が使い勝手良さそうなんだけどな」と言う。
「左のベージュの方が良い」と答えても「右のネイビーの方が、今持っている洋服と合わせるパターンが多い」と言う。
かといって、「どっちもイマイチかな」なんて盛っての他、禁句である。

その後も何店舗かのショップを見て回り、結局最後に勝ったのは「靴」だった。
そもそも、ネイビーとベージュの洋服の検討は何だったのか。
こういう事が繰り返される度に、どんどん真面目に答える気が無くなっていく。

一体、どのように対応するのが正解だったのだろう。

妻は、何を欲していたのか考えてみる

まず、事実から読み解くと、ネイビーとベージュいずれかの洋服がどうしても欲しかった訳ではなさそうである。何より、最後には靴を買ったのだ。

妻が洋服を選んでいるときに考えていることは、クローゼットで眠っている自分の洋服やカバン、靴等とどのように合わせるか、である。
そして、自分の予定と照らして、例えば「来週、久しぶりの同窓会に何を着ていこうか」「来月の旅行に何を着ていこうか」と考える。
昨日インターネットで注文したパンツが明日届くため、そのパンツとのコーディネイトまで考える。
さらに、来週は美容室で思い切って髪型を変えてみようかとも検討中だ。

妻の思考は非常に複雑かつ高度であり、論理で説明できる次元ではなく、感覚的に最適解を求めている。
つまり、「ネイビーかベージュの洋服」を検討している時点では、その2つの洋服は最適解の候補として一時的に取り上げられただけで、そもそも最適解になり得るのかどうかも本人すらまだ分かっていない。

妻が夫に求めている答えは、「ネイビーかベージュのいずれかを選択すること」ではない。
最適解を導くための検討プロセスに加わって欲しいのである。

なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか

夫はどのように回答するのが正解だったのか

例えば、「どっちの洋服が似合う?」と聞かれた場合、「ネイビーの洋服は、先週着ていたグレーのパンツに合いそうだね」「ベージュは、今履いているデニムに合いそうだ」「自宅にある、あのショルダーバックとならネイビーもベージュもどちらも合いそう」という回答が望ましい。あるいは、「来週長い髪を切ってボブにする予定なんだったら、ボブにしてから試着してみるともっと雰囲気が分かっていいかも。今日は止めて、来週また試着しに来ようか」というのも良いかもしれない。

ここで、他のショップを見て回ってカバンや靴を見ていたとしても、決して目移りしているといって否定してはいけない。妻は、ずっと統一された同じ思考の中で最適解を導くために検討しているに過ぎないからだ。

何度も繰り返すが、妻は「ネイビーかベージュか」「買うか買わないか」といった選択を求めている訳ではなく、全方位的な検討をしている最中なのだ。
つまり、「正解」といえる唯一の解は存在しない。
「気持ちよく検討し、最適解へ導いてあげる」という支援こそ、夫に出来る唯一のことであるし、この支援行動こそが夫としての最適解なのである。

一方で妻はどのように問うべきだったか

男は、意思決定の中で生きている。(今では女性にも求められていることだが)
ビジネスにおいても、限られた時間の中で右か左かの決断に迫れており、検討するプロセスは必要最小限にして、よりスピーディに結論を出すことが求められている。

そんな夫に「ネイビーとベージュどちらが良いか」と問われると、「妻は検討の結果として二択まで絞ったのだから、どちらかに決断しよう。彼女が所有している洋服等から総合的に見てネイビーが妥当だろう」と瞬時に判断し、「ネイビーが良い」と結論だけ伝える。
もしくは、「どちらでも、誰にとっても全く影響はない。妻自身が気に入った服を選ぶのが一番良いだろう」と判断して「どちらも良いと思う。自分の好きな方を選べば良い」と答えてしまう。
これでは、最適解を探っている妻にとっては「一方的に結論を押し付けられる」と取られてしまっても仕方ない。

このように、そもそも思考がズレてしまっている夫に「ネイビーとベージュどちらが良いか」とだけ質問しても、期待通りの回答が得られることは到底無理な話しだ。

なので「このネイビーの服は、私の持っているあのショルダーカバンと合うかな」とか「どっちの服の方が、持っているパンツと組み合わせやすいかな」というように、自分の思考している内容を具体的に伝えると、期待に近い回答が得られる可能性が高い。

ドーナツ

このケーススタディから学ぶビジネスコミュニケーション

夫が上司だったら

夫(上司)であるあなたは意思決定を求められている。しかし、妻(部下)の提案は必ずしも最終段階まで検討されたものではないことに留意する必要がある。
このケースの場合、妻(部下)は最終判断を仰いだのではなく、他に検討することがないのか迷っている段階なのだ。

まず、妻(部下)は、具体的に何を検討していているのかということを、聞き出すことが必要だ。
「この洋服は、どこに着ていく予定なのか」「用途は何か(カジュアルかフォーマルか、誰と会うためのものか等)「どのような組み合わせを検討しているのか」「カバンや靴など、目の前にないアイテムは検討の範囲に入っているのか」

妻が上司だったら

妻(上司)であるあなたは、夫(部下)に助言を求めている。
まだ最終検討に至っていないのだが、とりあえず現時点の検討案についてアドバイスをもらいたいと思っているのだ。

しかし夫(部下)は、ろくな根拠も示さず結論だけを言い放つ。本当にきちんと考えたのかよく分からない。
この場合、夫(部下)は、妻(上司)の考えている目的を理解できていない。そのため、見当違いの答えしか言えない。

まず、妻(上司)は、「意見を聞く目的」を相手に伝えることが必要だ。
「来週の同窓会に来ていく洋服を探しているのだが、持っている洋服、バック、靴との組み合わせを検討している。今のところ、あのパンツとあのバックとあの靴を前提に、このネイビーとベージュの洋服で検討している。他に検討の余地はないか意見を聞きたい。予算はいくらである」といった具合だ。

まとめ

ビジネスであれ、夫婦関係であれ、すれ違いや関係の悪化を発生させる原因は、コミュニケーションの不足にある。
少ない言葉でやりとりをしようとするから、いつまで経っても考えていることのギャップに気付かずに、いたずらに時間だけが経過する。
時間が経てば、新しい問題が発生し、そして同じようにすれ違いが起こる。そしてすれ違いがどんどん積み重なっていき、「この人は理解力がない」「この人は説明力がない」と一方的に判断してしまう、最悪の場合には「不信」状態に陥ってしまう。

夫の立場であれ妻の立場であれ、上司であれ部下であれ、意識して丁寧に説明し合うだけで、あるいは丁寧に聞くだけで、ほとんどのコミュニケーションのギャップは解消される。
言うまでもないが、「相手が話してくれない」「相手が聞いてくれない」と、相手の責任にしている内は、いつまで経ってもこの手の問題は解決しない。

まずは、自分が変わることから始めてみよう。

【コスパ最強ヘッドホン】SHURE「SE112」で音に没頭しよう

SHURE イヤホン SEシリーズ SE112 カナル型 高遮音性 グレー SE112GR-A 【国内正規品】

僕は音楽が好きで、よく聴いている。
あまりジャンルにはこだわらずに聴いているのだが、聴く時間の長さで言うとジャズと洋楽(特にジャズ、ロック、ヒップホップ)が多い。

今までに色々なヘッドホンを試しているが、SHUREは一番有名なSE215を一時使っていた。
SE215は、遮音性に優れていたので音楽に没頭するにはとても優れたヘッドホンだ。
僕のSE215は4~5年前に無くしてしまい、それ以降は別のヘッドホンを使っていたので実に4~5年ぶりとなるSHUREのヘッドホン。
最初はSE215か、もう一つ上のグレードのSE315を購入しようかと思ったが、ふと店頭で目に入ったのが「SE112」だ。

SE112は実売価格で約5,000円とヘッドホンの中では低価格な部類に入るのだが、SHUREがこの価格帯のヘッドホンを発売するのは始めてであることから、「実は相当の自信があるのだろう」と感じた。
こうした経緯で、プロヘッドホンメーカー「SHURE」から発売されているヘッドホン「SE112」を手に入れたので、簡単にレビューしたい。

音質

SE112を装着してまず感じるのは、SHUREの特徴でもある遮音性だ。SHUREのイヤーピースとSHURE掛け(コードを耳の上を通す掛け方)によって、外の音を極力遮断してくれているのだが、SE112でもしっかりと実現できている。

そして、その遮音性の中で感じるのが、はっきりとした低音域だ。ベースがしっかりと音楽を支え、ドラムが打つビートを底から感じることができる。低音域が薄いヘッドホンだとベースやドラムが上滑りしてしまい聴いていても安っぽいのだが、SE112は低音域のベースやドラムの音を丁寧に、しっかりと鳴らしてくれている。

特にロック等の生楽器の低音域が特徴的な音楽だと、楽器のライブ感が強く出てくる。この価格帯のヘッドホンではあり得ないほど、しっかりと空間が表現されている。
ロック好きなら、納得のヘッドホンだ。

かといって、中~高音域が悪い訳ではなく、とても良い。
僕がよく聴くジャズを何曲か聴いてみたが、ピアノもサックスも生き生きと聴こえる。ボーカルも男性、女性問わず臨場感のある音が再現されて、聴いていてとても気持ち良い。

モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1

モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス+1

このようにSE112は、ほとんど全ての音域を自然に表現できるので、例えばiPhoneで映画を観る時でも最適だ。
会話も自然に聴こえるし、戦闘シーンは迫力が伝わってくる。
(とりあえず、僕が観てみた動画はアメリカドラマの「フレンズ」と「スターウォーズ」)

これらの音は、とてもSE112の小さなヘッドホンから出ている音とは思えない。低音~高音まで、音がボケることなく自然に表現されており、聴きやすく非常に良くまとまっている。
ヘッドホンと言えば、「バランスドアーマーチュア」が高くダイナミックドライバーは安くて低品質が暗黙の常識だったが、SE112でその常識は見事に破られた。今までに聴いた、数万円のバランスドアーマーチュアヘッドホンよりも、自然で丁寧でダイナミックな音を体験できる。

また、イヤーチップも2種類入っており、それぞれで聴こえ方が変わる。
ジャンルによってイヤーチップを変えても良いが、僕は面倒なので1種類で固定している。しかし、好みのイヤーチップを探すために、聴き比べる作業は念入りに行う。(この聴き比べ作業が楽しい)

まとめ

結論的には、SE112は買いだ。
正直言って、SE215と区別することはほとんど難しい。(今回SE112の購入をきっかけに、店頭のSE215と聴き比べをしてみたが、SE112の方が良かったのではないかと思う)
他の数万円程度のヘッドホンと比較しても、音の特徴の違いはあるにしても、その良し悪しを判断することはほとんど無理だろうと感じた。
価格やメーカーを明かされずに音だけを聴いた場合、価格を言い当てることは到底できないと思うレベルの高音質だ。

ヘッドホンデビューの方も、ヘッドホンマニアの方も、満足すること間違いないコスパ最強ヘッドホン。
また未体験の方は、ぜひ一度「SE112」の実力を肌で感じて欲しい。

【絶対観るべき良作】「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」【STAR WARSスピンオフ第一弾】

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「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」感想

「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」は、スターウォーズシリーズで初のスピンオフ作品だ。
「ローグ・ワン」のCMを見る限りでは少し地味な印象を受けていたということもあり、またスピンオフ作品という時点であまり期待していなかったのだが、全て観終わった時、見事に期待を裏切られた。スピンオフというには余りにも出来が良すぎた。
スターウォーズファンであるが故に「観たくない」と思う人も多いようだが、ルーカスフィルムが関わっている公式の作品であり、内容、映像共に手抜きなしだ。
スターウォーズファンにこそ観るべきだし、ファンの一人である僕もローグ・ワンを観ていて要所要所で「うぉー」「かっこいい」等、声が出っぱなしだった。
ダースベイダーのかっこよさはシリーズの中でも飛びぬけていたと思うし、戦闘シーンもゾクゾクしっぱなしだった。
さらにラストシーンは悶絶もので、映画を観終わって数日経った今でも思い出すだけで鳥肌が立つ。(自宅で鑑賞したので、声を出し放題だった)

「ローグ・ワン」には、スターウォーズにお馴染みのオープニングの字幕ロールがない。
これは賛否両論あるのだろうが、個人的には字幕ロールとオープニングのBGMを入れて欲しかった。
これがあるだけで、スターウォーズファンのボルテージは一気に上がる。
(しかし、スピンオフだからこそ、敢えて字幕ロールは流さないという判断もアリかもしれないという自分もいる。映画の始めは、通常のシーンに「Long long ago…」という字幕が書かれて始まるため、胸はざわついたし、ファンの気持ちは分かってくれていると感じた)

スピンオフというと本編とあまり関係ないストーリーとなることが多いが、これは思いっきり本編に関係するスピンオフとなっている。
スターウォーズ第一作品となるエピソード4では、帝国軍が作り上げたデス・スターの設計図をレイア姫がR2-D2に預けるところから始まるのだが、「ローグ・ワン」はこの「設計図を帝国軍から奪う物語」が描かれている。設計図を盗むということは、エピソード4が始まる時の有名なオープニング字幕(下から上に流れる英語による前フリ)でも少しだけ触れられており、ローグ・ワンはそこにフォーカスした内容になっている。

本編の空白をしっかり埋めて、かつ本編の楽しさを引き上げる。今後、これが新しいスピンオフの形になるだろう。

まだ鑑賞していない方は、ぜひ一度「ローグ・ワン」を観て欲しい。
(下にあらすじを書いているので気になる方は一読して欲しい)

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「ローグ・ワン スターウォーズ・ストーリー」あらすじ(一部ネタバレあり)

銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器<デス・スター>。
無法者たちによる反乱軍の極秘チーム<ローグ・ワン>に加わった女戦士ジン・アーソは、様々な葛藤を抱えながら不可能なミッションに立ち向かう。
その運命のカギは、天才科学者であり、何年も行方不明になっている彼女の父に隠されていた・・・。

引用:スターウォーズ公式サイト

「ローグ・ワン」は、ジン・アーソという女性主人公の視点で描かれる。

ジンの父であるゲイレン・アーソは高名な科学者であることから、帝国軍がデス・スターを完成させるためにゲイレンを連れ去っていく。
ゲイレンは、帝国軍からジンを逃がすためにやむなくデス・スターの建設に協力することを選択するのだが、元から帝国軍に対して協力的ではないため、秘密裏にデス・スターに弱点を仕込んでおく。そして、その弱点を記した「設計図」を反乱軍に渡す算段を図る。

成長したジンは、とあることから帝国軍に捕まってしまう。
ここで、反乱軍に助けられて反乱軍の基地に連れてこられる。(当時は反乱軍もいくつかの派閥があり、きれいにまとまっていなかった。この描写もリアルだ)
ジンは、自由の身を約束に、反乱軍のとある仕事を引き受けて「惑星ジェダ」へ向かう。

一方、ゲイレンは「設計図」を何とか反乱軍へ知らせるために、帝国軍のやり方が面白くないと感じていた帝国軍のパイロット、ボーディに「弱点を記した設計図があるというメッセージ」を託し、ボーディは「惑星ジェダ」へ向かう。

惑星ジェダで、ジンはボーディから父ゲイレンのメッセージを見ることになる。
ここでデス・スターの「設計図」の存在を知ったジンは、反乱軍の基地に戻って設計図を奪う提案をするが、多数決の同意を得られない。(設計図奪取に賛成派と反対派で対立してしまい、決定されないまま議会は解散)

ここで黙っていられないジンと他の仲間たちは、設計図奪取に向けて帝国軍へ乗り込むことを決意する。
設計図を奪うために帝国軍の基地へ乗り込む。帝国軍の基地に侵入する時に、帝国軍から通過するためのパスワードを問われ、パイロットがしどろもどろで適当に答えたパスワードが「ローグ・ワン」
見事、帝国軍に進入したチーム「ローグ・ワン」は終盤に駆けつける反乱軍の応援もあり、何とか設計図を入手する。
ここで、デス・スターの反撃にあって「ローグ・ワン」のメンバーは全員死亡してしまうのだが、デス・スターの設計図のデータは何とか無事にレイア姫の元へ渡る。

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高確率で間違っているビジネス敬語厳選7つ【7つだけ直して正しい敬語で信頼アップ】

犬とビジネスマン

敬語はビジネスにおいて様々なシーンで用いられる。
日本語であるため正しく使うというのは大前提なのだが、日本語の難しさから間違って使っているケースがとても多い。
敬語の使い方を知っている人から見ると、誤った敬語を使っている時点でビジネス上の信頼を失ってしまう。逆に、正確に敬語を使っていると、信頼が上がる。

間違って使われている敬語はかなり多くあるのだが、今日はその中でも普段から使用する機会の多いビジネス敬語のから7つを厳選して紹介する。
今回紹介する間違いを訂正するだけで、敬語の間違いは目立たなくなっているはずだ。

1. 役職+様

メールでやり取りをする場合、文頭に相手の宛名を書く。
この時によく見られるのが「役職+様」という二重敬称だ。

○○部長様、○○課長様、と書くと丁寧に写るのかもしれないが、正しくは「○○部長」「○○課長」と役職のみとする。
どうしても「様」を使いたい場合は、「○○株式会社△△部 △△部長 ××様」というように、「所属+役職+名前+様」としよう。

2. ~殿

上述した「役職+様」に引き続き多いのが、「~殿」だ。

「~殿」は、そもそも目上の人が目下の人に向かって使う敬語なので、取引先や上司に向かって「~殿」と書くのは誤りである。

ひどい場合は、上述の「役職+様」と合わせて「○○部長殿」となっている場合がある。

3. 了解しました

「了解」も目上の人が目下の人に対して使う言葉だ。
取引先や上司に対して使う場合は「承知しました」を使おう。

デキる人の敬語の正しい使い方――――何のために敬語を使うの?

デキる人の敬語の正しい使い方――――何のために敬語を使うの?

4. ~をさせていただいております

かしこまり過ぎて丁寧に言おうという気持ちが大きくなりすぎたのか、「~をさせていただいております」という使い方をする人がいる。

「弊社で営業をさせていただいております・・・」という言い回しをよく耳にするが、「させていただく」というのは命令や依頼があった場合に対して、それを「させていただく」と使うべきであって、相手の意思に基づかない内容(例えば自己紹介等)の場合には「させていただく」は使わない。

さらにひどくなると「の方を」まで付けたし、「弊社で営業の方をさせていただいております・・・」となる。

正しくは「弊社で営業を担当しております」で十分だ。

5. なるほど

「なるほど」も目上の人が目下の人に使う言葉だ。
ついつい「なるほどですね」等と相槌を打ってしまいがちだが、「勉強になります」「承知しました」と、自分が受け入れたことを示そう。

6. お分かり頂けましたでしょうか

分かったかどうかを問うのは、友達であっても失礼な言動だ。友達から「こういうことなんだよ、分かった?」と言われると、カチンとこないだろうか。特に相手がきちんと話を理解している場合に、重ねるように「分かったかどうか」を確認するのは失礼極まりない。

「ご不明な点はありませんか」等と気遣う言葉遣いでフォローしよう。

7. 当社

自分の会社について語る場合、「当社では」という言い方をすることがある。
「当社」という単語は文章で用いる単語であり、話言葉の場合では「弊社」というのが正しい。