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趣味も仕事も、本気で楽しむオトコのブログ

「あんな大人にはなりたくない」という大人に、なっていませんか?

サイクリング

誰しもが「あんな大人になりたくない」「あんな人にはなりたくない」と思ったことはないだろうか。

  • 小さなことをいつまでもグチグチ指摘し続ける。
  • ダメ出ししかしない。
  • 人を見下す。
  • ありがとうと言えない。
  • 自分の保身ばかり考える。
  • 出来ない理由ばかり見つけて、何も行動しない。
  • 人の成功を喜べない。

挙げればキリがないが、これらは僕が思った「こんな人にはなりたくないリスト」の一例だ。
ここでふと自分を振り返ってみると、無意識に「こんな人になりたくない大人になってしまっている瞬間」に陥っていることがある。

例えば、次のような事だ。

  • なかなか言う通りに仕事をしてくれない部下からの提案を、否定から入りそうになる。
  • 実はアウトプットにほとんど影響の無いような細かい表現について修正を指示する。

特に、思春期の頃は「絶対あんな大人にはなりたくないよな」と友達と散々話し合ったりもした。「これくらいのことで怒るなよ」「人の話を聞けよ」「そんなの大人のルールだろ」と、自分の気持ちを理解してくれない大人たちに憤りを感じたことが多かった。

同じような思いを抱いた人は、多いと思う。
社会人になってからも「あんな先輩や上司にはなりたくないな」と思ったこともあるだろう。

さて、果たして今の自分自身を冷静に振り返ってみると、自分の周りにとって自分はどういった存在だろうか。
同じように思われてはしないだろうか。

人間は、いつだって自分中心に考えてしまう。
なので、他人の気持ちを推し量ることは難しい。
しかし、過去の自分自身の思いを振り返ることは簡単だ。そして、その思いはきっと他の人も同じように感じているだろう。

あの頃思った「なりたくない人」にならないように最善の努力をしてみよう。

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