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趣味も仕事も、本気で楽しむオトコのブログ

「考える力」を養う4つの具体的な方法【思考力】

アイデア 思考

考える力を養う方法その1:何でも良いから興味を持つ

いかに主体的に自分の事のように考えるか、というのはモノを考える上で非常に重要な要素だ。
そして、その根本的なモチベーションになり得るのは、「もっと知りたい」という好奇心だ。

小さな子供が、何に対しても「何で?何で?」と繰り返し聞くように、「何故だろう」「どうしてだろう」と目の前の物事をより深く深く知ろうとする人は、考える力が人一倍強い。

自分が本当に好きなこと(音楽でもスポーツでも何でも)であれば、誰から言われるまでもなく常に考えてしまうし、他の人よりも詳しくなっているはずだ。

考える力を身につけるために、まずは自分の好きな分野を今までよりも少し深く掘り下げることから始めてみてはいかがだろうか。
掘り下げるというのは何も本を読むことだけではない。
例えば、歴史が好きなら本を読むだけでなく、実際にその場所を訪問して体験することも良い。そうすることで、次に本を読む時、より臨場感を持つことができるだろうし、さらに別の興味を誘うだろう。
あるいは、マラソンが趣味なのであれば今よりも早く長く走るために、何をすれば良いのか研究し、実践するというPDCAサイクルによる改善を図ることも良い。より成長するために「常に考えなければならない」状態になるだろう。
あるいは、映画が好きなのであれば、舞台となった実際の歴史を学んだり、主人公を演じる俳優の別の映画を見たり、映像の作り方を調べてみたり、カメラや照明等の裏方仕事について調べてみても面白い。全ての役割に意味があり、それをしっかりと理解して映画を観ると色々な気付きが得られるだろう。

このように、一つでも良いので日常的に深く知ろうと考え続けることで、どんどん「考えるクセ」がついていくことを実感できるはずだ。

考える力を養う方法その2:すぐに調べる

現代では、すぐにインターネットがあるので、気になったことはすぐに調べることができる。(もちろん調べるのは、電子辞書でも百科事典でも何でも良いのだが、スマホは常に手元にあるし外出先でも使えるので、やはり一番便利なツールだ)
大切なことは「気になったらすぐに調べる」というクセをつけることである。

「調べる」ということを習慣化すると、知識が増えるのはもちろんだが、「もっと深く知ること」に対する抵抗が無くなってくる。むしろ、今までは素通りしていたような事柄であっても、実は分かっていなかったということに気付くようになっていく。
僕たちは、日頃何気にニュース等を見聞きして分かった気になっているが、改めて考えると実は知らないことが多いのだ。このことに気付くと、調べずにはいられなくなる。

僕は今では、会議中であっても取引先との会話中であっても、その会話の中で出てきた知らない単語を調べるためにスマホで調べ物をよくしている。
(もちろん、その場の空気や相手との関係性によって、それが認められる場合に限るが)

「調べるという行動」は、スマホの登場によって劇的に手軽になった。
インターネットには正しい情報も不正確な情報も多く存在するが、インターネットで調べるということを日常化することによって情報を取捨選択するスキルも身に付いていく。

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考える力を養う方法その3:すぐにメモする

分からない単語、調べたこと、思いついたこと、何でも良いので頭に入ったタイミングですぐにメモしていく。
(メモ用紙だと大きいので書き易いのでオフィスでは紙にメモをする。手元にメモ用紙が無い場合は、iPhoneのメモ帳を使っている。自分に合ったメモの方法を見つけよう)

例えば、分からない単語を後で調べようと思っていても、ほんの数分経つだけで「あれ、何だったっけ?」となることは、しばしば経験していると思う。特に単語の意味が分かっていないために、映像などで情報を補足することもできず、覚えることはさらに難しい。
人間の記憶力は、相当に脆いものなのだ。

すぐにメモする習慣をつけておくことで、分からない単語を忘れないだけでなく、メモすることによって頭で覚えておく必要がなくなるため、脳がストレスから開放され、考えることに集中することができる。

考える力を養う方法その4:アウトプットする

考える力を決定的に鍛え上げる作業が「アウトプットする」ということだ。

アウトプットは、文章にまとめても良いし、誰かに説明しても良い。とにかく自分の外へ情報を発信するということが重要である。

その1、その2と、インプットに関することを書いてきたが、人間の記憶力には限界があるので、いくらインプットしてもやはり忘れてしまう。分からない単語が出る度に調べたからといって、その場で分かった気になっていても、それで終わっていれば恐らくまた同じことをどこかで調べることになる。自分が思っている以上に、記憶することは難しいはずだ。

ここで特にお勧めのアウトプット方法が、ブログ(Facebook等のSNSでもOK)を書くことだ。
本が好きなら書評を書いたり、映画が好きならレビュー記事を書いたり、スポーツが好きなら上達までの道のりや自分自身の考え方や研究結果をまとめても良い。

文章にまとめるという作業は、かなり考える力を使う。
読み手に分かり易い文章や構成にし、分からない単語は調べなければならない。中途半端な記事は誰にも見向きもされない。
継続的にアウトプットすることで、考える力に磨きをかけよう。