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検索順位を大幅に向上させる「WEB最適化」7つのルール【SEO】

SEO


記事の内容は素晴らしいにも関わらず、検索エンジン経由のアクセスがほとんどない。
これは、WEBサイトやブログを運営している人から、よく聞く話だ。

検索エンジンの最適化を図るいわゆるSEOについては、当ブログでも何度も取り上げている。SEOの究極は「良質なコンテンツを作り続けること」に尽きる。
しかし、良質なコンテンツであるにも関わらず検索結果に表示されないケースを色々と聞いてみると、概ね基本的なコンテンツ構成になっていなかったことが分かった。

検索エンジンがコンテンツの内容を正しく評価するためには、ある程度のライティングマナーがある。
基本的なマナーができていなければ、評価そのものが難しくなってしまい、コンテンツの本来の評価よりも低くなってしまう。

今日は、WEBコンテンツが検索エンジンから正しく評価されるための基本的なライティングマナーについて紹介していきたい。

そもそもライティングマナーとは

一言に「ライティングマナー」と言っても、実は奥が深い。正解はないのだが、コンテンツを構成している複数の「ライティングマナー」をきちんと意識することで、取るべき行動が見えてくる。
WEBサイトやブログにおける「ライティングマナー」には、主に3つの観点で構成されている。

  • タイトル(コピーライティング):記事のタイトルを、ユーザにとっていかに分かりやすく表現するかを問う。タイトルの書き方の詳細は、先日に記事にしたので参照して欲しい。
  • コンテンツ:記事そのもの。検索をしてタイトルを読み、期待に膨らんだユーザが読むコンテンツだ。ユーザの期待を超える内容を作り続けることが何よりも重要であり、最良のSEO。コンテンツそのものの質が低い場合は、どれだけ対策をしても意味がない。
  • WEB最適化:検索エンジンにとって、読みやすい構成にするための方法。コンテンツの質以上の評価をしてもらうことが目的ではなく、コンテンツの質を正確に評価してもらうために必要なマナーであることを忘れてはいけない。ユーザにとって読みやすい記事(誤字脱字を無くしたり、改行を適切に挿入したり)を書くことと同じように、検索エンジンにとっても読みやすい記事を書く必要がある。


今回の記事は、3つの内の「WEB最適化」にフォーカスして紹介していく。
繰り返すが、コンテンツの質以上に評価させることが目的ではない。WEB最適化を図っても尚検索エンジンから評価されないのであれば、コンテンツそのものの質を見直す必要があるはずだ。

記事タイトルのWEB最適化

キーワードを含めること(マナーその1)

まず、ユーザが「どのような検索ワードで検索して、ターゲットとなる記事にたどり着くのか」を想像しよう。
例えばこの記事であれば、「ブログ SEO」「サイト アクセスアップ」「ブログ 検索エンジンで表示されない」等、色々思いつくと思う。
その中で、一番多く検索されそうだと思われる検索ワードを特定して、そのキーワードをタイトルに含める必要がある。
Googleのアルゴリズムは公開されていないが、Googleで検索結果を表示した際のユーザのクリック率が、ページランクの要素になっていると言われている。思わずクリックしたくなるようなタイトルを考えよう。

記事内容と一致させること(マナーその2)

クリック率を上げようと意識し過ぎるあまり、せっかく開いた記事の内容とタイトルの内容にギャップがあってはならない。記事の滞在時間が短ければ、記事の質は低いにもかかわらずタイトルだけで煽ったと判断される。
何度も言うが、「良質なコンテンツ」が全ての基本になっている。どのような対策をしても検索結果が思わしくない場合はコンテンツそのものの品質を見直してみよう。

30文字以内にすること(マナーその3)

Googleは、長いタイトルを付けることを推奨していない。これは長ければ長いほど、ユーザにとって分かりにくさを誘発するからだ。タイトルの目的は、一言でどんな記事が書いてあるのか、ユーザにとってどのような価値があるのかを表すものである。
Googleは検索結果として最大30文字程度を表示することができるため、その程度の文字数を最大値とするように意識しよう。

コンテンツのWEB最適化

見出しタグを適切に使用すること(マナーその4)

見出しタグとは「headingタグ」のことだ。この見出しタグを適切に使うことによって、コンテンツ内で整理された階層を構築することができる。
見出しタグを適切に使うことで、検索エンジンだけでなく読者にとっても非常に読みやすいコンテンツとなる。

「見出しタグ」と聞くと難しく聞こえるかもしれないがルールはいたって簡単で、大見出しから小見出しにかけて「順番に」使っていけば良い。
これは、いわゆる「目次」であり、章・項でカテゴリー分けしているのと同じだ。コンテンツの全体構成を考えれば必然的に、どういった分類で構成するか見えてくるはずだ。
(むしろ、これが分からないようであれば、やはりコンテンツ構成そのものを作り上げることから見直すべきだ)

画像データのWEB最適化(マナーその5)

最近のGoogleは、画像認識テクノロジーの進化もめざましい。
画像も適切に表示させておくことで検索エンジンからも読みやすくなる。
画像ファイルをコンテンツに表示する時に「alt=”xxxxxx”」「title=”xxxxxx”」で表示されている部分があるはずだ。
このxxxxx部分は、恐らく初期設定の場合は意味のない英数字の羅列になっていることが多いのだが、このxxxxx部分を画像を表現する言葉に変更することで、検索エンジンも認識しやすくなる。xxxxx部分は、英語でも日本語でも構わない。

LAKE

メタディスクリプションのWEB最適化(マナーその6)

メタディスクリプションとは、検索した際にタイトルの下に表示されるWEBサイトの説明文のことだ。
メタディスクリプション自体は、検索エンジンにとってあまり有用でないとされているらしいが、検索ユーザに直接アピールできることからクリック率の向上に貢献する効果は少なからずあるはずだ。
メタディスクリプションは、<head>~</head>の間に、以下のタグを記述することで実現する。あくまでもサイトの説明文になるので、例えばコンテンツ毎にメタディスクリプションを記述することはしないよう注意しよう。

<meta name=”description” content=”xxxxxx” />

このxxxxx部分にWEBサイトの説明文を入力しよう。
検索した際にユーザにとって見やすいよう、120文字程度で表現することが推奨されている。どのようなコンテンツを見ることができるサイトであるのか、簡潔に表現しよう。

URLのWEB最適化(マナーその7)

WEBサイトやブログを始めたばかりでURLそのものに注意することはなかなか難しいかもしれないが、URLがシンプルであるほど検索エンジンにとっても、ユーザにとっても見やすくなる。

例えばこの記事は、以下の設定にしている。
Overwrite-save.com/entry/web-optimization

「entry/web-optimization」は、WEBライティングについて書かれていることが瞬時に分かるURLとなっていることが分かる。
この部分が、例えば「page1.html」等の場合は、一体何を書いた記事なのか分かりにくい。
また、「13502-?102-?hf0921」等のように、「?」が入った「動的URL」も検索エンジンに嫌われやすいと言われている。

無料のブログサービスやWEBサービスの場合は、記事のURLを編集することができない場合も多いので、できれば有料サービスやWord Press等を使ってサイトを運営することを推奨する。

最後に

記事中にも何度も繰り返してしまったが、何よりも重要なのはコンテンツそのものの品質だ。

今回紹介したライティングマナーを実践したところで、コンテンツの質が低ければ全く意味をなさない。
一方で、コンテンツの質が高ければ、今回のライティングマナーによって検索順位が大きく向上することが期待できる。

良質なコンテンツが揃っていることが前提になるが、今回紹介したライティングマナーに沿って自信のWEBサイトやブログを見直してみて欲しい。

また、SEOライティングについては次の書籍が読みやすくおすすめだ。

入門SEOに効くWebライティング サイトの価値を高める正しいコンテンツの作り方 (Informatics & IDEA)

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