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ブログ記事をバズらせる「タイトル」の作り方5つのコツ

BUZZ


何かを検索している時、思わずクリックしてしまう記事に共通していることがある。
それは、「クリックしたくなるタイトル」なのだ。

つまらなそうなタイトルであったら、ざわざわ記事を読まないだろう。ということは、どれだけ内容の優れた記事であっても、タイトル次第で人目に触れないことになる。
「タイトルよりも中身だ」と言う人もいるが、その人は検索結果を一番上から順番に全て読んでいるのだろうか。タイトルを見て「探している情報と関係がありそう」または「なさそう」を判断し、記事を読まずにタイトルで判断している場面は多くあるはずだ。

つまり、記事の内容が面白い(価値がある)ということは最低限の条件であり、その記事へ誘導するための「タイトル」はさらに重要だと言えるのだ。

今日は、思わず読みたくなってしまうバズるタイトルの作り方について、紹介したい。

バズるタイトルの法則

シンプルかつ極力短くする【コツその1】

記事を書いている人は、伝えたいことが多いため記事のタイトルに色々なキーワードを詰め込みたくなる。あれも、これも、全てこの記事を見れば分かりますよ、ということを伝えたくなってしまうのだ。
しかし、検索結果やRSSフィードで表示されるタイトルは、じっくりと読まれるものではない。むしろ、さっと流し読みをしながら次ページへ進んでいく。
つまり、一瞬で「どんなことが書いてあるのか」を伝えられなければ、次の記事タイトルへ目移りしてしまう。
かといって、短くすることを意識し過ぎることで、単語だけ並べてしまっては何が書いてある記事なのか分からない。
慣れるまでは、伝えたいことをまず書き出して、それからムダな表現や言葉を削っていくという作業をすることをお勧めする。
この記事で「最も伝えたい」情報にフォーカスした、簡潔なタイトルを仕上げていくことを終始心掛けて欲しい。

読み手にとって理解しやすい言葉を使う【コツその2】

何だか当たり前のことのように聞こえるが、実は難しい。
これは、専門家によくあることで、テレビで何かの専門家(法律でも金融でも)がコメントをする時、普段僕たちが耳にすることのない難しい単語や難しい表現を用いて話すことがある。
おそらく、同じ知識レベルの専門家同士であれば一番理解しやすい表現なのだろうが、お茶の間の視聴者の多くは専門知識を持ち合わせていない。そのため専門家は、より平易な表現を駆使して分かりやすく説明する必要がある。
記事のタイトルを作る時も同じで、書き手側の都合だけでタイトルを作ってもだれも読まないのは簡単に想像できるだろう。

読者にとって理解しやすい(価値があると思ってくれる)言葉を使うには、まず初めに自分の記事を読む読者層を想定する必要がある。
10代なのか20代なのか50代なのか。男性か女性か。ビジネスマンか学生か。独身か既婚か。日本在住者か海外在住者か、等々。
研究機関等のプロフェッショナル向けであれば平易な言葉よりも専門用語を使うべきであるし、小学生向けであれば、小学生で習うレベルの漢字しか使ってはいけない。
こういったターゲット読者の想定をしっかりしておくことで、タイトル(もちろん記事でも)で使用すべき単語や表現のレベルが分かってくるのだ。

タイトルと記事の内容を一致させる【コツその3】

内容そのものが一致することは言うまでもないが、最も注意すべきことは「期待感」を一致させることだ。
タイトルを見て記事まで読みにきた読者は、「この記事には、こんなことが書いてあるはずだ」という期待感を持って訪れてくる。記事を最後まで読んだ後に、期待通りの内容が書かれていない場合、サイトやブログそのものの信頼を失うことになってしまう。
タイトルで読者を集めようとするあまり、「煽りタイトル」「釣りタイトル」とならないようにするべきだ。

文頭に、「タイトルと期待感を一致させること」と書いたが、「一致」は最低限守るべき水準だ。タイトルで抱かせた期待以上の記事の内容であればより望ましい。
読者を十分に期待させるタイトル、そして期待を上回る記事の内容を心掛けよう。

具体的な数字を入れる【コツその4】

最近は書籍でもよく見られるが「~~10の方法」「~~7選」「1週間でマイナス3kg」など、具体的な数字の入ったタイトルが目立つ。
数字による記載があることで、信頼性が増すだけでなく、「たった10の方法で習得できる」というようにゴールまでのステップをイメージしやすくさせる。

一方で、「お金持ちの人が心掛けている130の法則」となると、法則の数が多すぎてとても読みたくない。法則を実践することが困難であることが、読む前から分かってしまうのだ。
さらに「お金持ち1,348人に聞いた、たった3年で年収1,350万超えを目指す34の方法」となると、一体何の数字が何を表しているのか分からない。

具体的な数字は、適度な量を具体的に示すものでなければならないので、過剰に数字を入れることによる逆効果もきちんと把握しておこう。

具体的なシーンを書く【コツその5】

タイトルが抽象的だと、読者にとって「一体、自分に何の価値があるのか」伝わらない。

例えば、「僕のおすすめする美味しいお店ランキング」とした場合、そのお店は和食なのかイタリアンなのか、デート向けか一人外食向けか何が書いてあるのか分からない。
仮に僕が「夜に1人でお酒を飲みながら食事ができる新宿のイタリアンレストラン」を探していたとしたら、検索結果で表示された「僕のおすすめする美味しいお店ランキング」という記事をクリックする確率は低い。
検索結果に、「僕が1人で行ったイタリアンレストランの中からオススメする厳選5店舗(新宿・六本木編)」というタイトルであれば、記事を開く。
さらに「予算3,000円以下」「珍しいアルゼンチンワイン」「自家製生ハムが絶品」等のような、より具体的な利用シーンを記載することも有効だ。
読者のニーズと、タイトルから想像される「記事の価値」が一致することで、タイトルのクリック率は断然向上する。

タイプライター

まとめ

良いタイトルとは、瞬時で内容が分かるタイトルだ。
思わせぶりなタイトル、抽象的なタイトルは何が書いてあるか分からないので、クリックすらされない。
読者(もちろん我々も)は、インターネットによって情報過多の環境で生活しているため、より効率的に目的の情報に行き着くことを望んでいる。
そして、アクセスやPVに囚われず本質的なサイトやブログを作り上げるためにも、タイトルを超える内容の記事で読者を迎えることが、最大の目的だ。

このブログでは執拗に繰り返しているが、「エンドユーザ視点」を忘れず、読者にとって価値のある情報を作り出して欲しい。