仕事が3倍加速する!たった10個のExcelショートカット
エクセルのショートカットだけで書籍が販売されている。
確かに、膨大なショートカットが紹介され、一見するととても便利に見えるが、到底覚えられる量ではない。しかし、隣のデスクを見ると、ショートカットを使いこなしほとんどマウスを触らずに仕事をバリバリこなしている同僚が気になる。
このように、ショートカットを使いたいけど、なかなか覚えられずに結局マウスを駆使して作業している人をよく見かける。
多くを覚えようとする前に、とりあえず10個、難しそうなら5個でも3個でも良いから、使い続けていくと良いだろう。その後、自然と使っているショートカットが増えていくはずだ。
結局のところ、作業効率に大きく貢献するショートカットは10個程度であり、それ以上は「知っていると便利」レベルだ。今日は生産性の向上に大きく貢献するショートカットを厳選して10個紹介したい。
1. コピー&ペースト(カット&ペースト)
Ctrl + C でコピー、Ctrl + V で貼り付け。いわゆる「コピペ」とは、この動作のことを差し、下で紹介している「Ctrl + X(カット)」と合わせて、文句のつけようがなく一番使用されているショートカットだと思う。
Ctrl + X でカット(切り取り)、Ctrl + V で貼り付け。
2. 上書き保存
多用する割に意外としられていないのが、「Ctrl + S」で上書き保存ができることだ。マウスだといちいちメニューバーを開いて「保存」を選択する必要があるので面倒なのだが、このショートカットを覚えていれば、こまめに上書きをするクセがつく。
僕も作業中は、こまめに「Ctrl + S」を押しているし、離席する時も「Ctrl + S」を押すクセがついた。
3. 前に戻る
誤って入力した時に、一つ前の作業に戻るためのショートカット。
4. 検索
エクセルの入力値が多くなってきたり、過去のファイルから情報を探そうとすると、検索をしてセルを探し出すことも増えてくる。「Find(見つける)」の「F」だと覚えよう。(ショートカットは、英単語の頭文字を使っているものが多いので、そういう覚え方をすると忘れない)
5. 全てを選択
シート全てを一気に選択したい時に便利。シートごと全部コピーしたい場合は、意外とよくある。
6. 既に入力済のセルを編集する
入力済のセルを編集したい場合、マウスでダブルクリックをして編集していないだろうか。
入力済セルを編集する場面はかなり多いはずだが、その都度ダブルクリックする必要がなくなる。
7. 端までカーソルを移動
入力されたセルが大量になってくるほど、重要になってくる。これ一つ憶えておけば、一気にセルの端から端へ移動することができる。
「端まで移動」を応用したショートカットがこれ。「Shift」を追加することで「端まで一気に選択」することができる。
今回紹介したショートカットは、7個の作業カテゴリでまとめているが全部で10個になっている。これらのショートカットを使う作業は、1日エクセルで作業していれば複数回使用する機会があるはずだ。(逆に言うと、これ意外のショートカットは、使用頻度が少ないのでなかなか覚えられない)
まずは、今回紹介したショートカットを意識的に使ってみよう。この10個を覚えるだけで作業効率が劇的に改善するはずだ。このショートカットを無意識に操ることができるようになるころには、恐らく他のショートカットも自分なりに探して身についていることだろう。
そして、キーボードの上にある自分の手を、マウスまで伸ばすことがとても面倒に思えているはずだ。
また、ほとんどのショートカットはワードやパワーポイントでも同じように使えるので、機会があれば試してみることをお勧めする。