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最大限にアクセス(PV)を稼ぎ出す、SEOを意識したブログ記事の書き方

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ブログを書いている人にとって、アクセス数を増やしたいということは共通の願望だろう。
しかし、意味の無いSEOにこだわる余り、結果的に検索エンジンから嫌われ、記事の更新も止まり、誰も訪れないブログになることはとても多いと聞く。

今日は、目先に囚われることのない本質的なブログの価値向上について、また本質的なSEOを狙ったブログ記事の書き方についてまとめたので紹介する。

一つの記事の価値を最大化する

SEOに関する記事を見ると、「毎日更新して、とりあえず100記事アップしよう」と書かれているものが多い。
はっきり言って、全く意味がない。

単純に、情報量が多く、読者のためになるコンテンツが強い。
一週間に7記事書くよりも、7日間かけて質が高い記事を1記事書いた方が、読者のためになる。つまり、検索エンジンからも評価される。

インターネットで情報を探したことがある人であれば、「全く価値のない記事」にヒットしたことがあるだろう。検索で上位に表示されていたため、記事を読んでみるが内容は空っぽ、数行のどうでも良い情報し書かれていない。
1人の読者として、こういう記事をどう思っただろうか。
シンプルに考えれば、こういった不要な記事は一切表示されないことの方が良い。読者にとってノイズでしかない。

ということは、Googleとしても、Googleの価値を上げようと思えば、ノイズは全て削除したいと思っているはずだ。
Googleは人工知能の開発に莫大な投資をしている。人工知能の進歩によって検索エンジンも進化していき、近い将来(ほんと数年)にはブログ記事の価値を「本質的なレベル」で評価することができるようになるだろう。メタタグや更新頻度、意味の無い被リンク等、小手先のSEOには何の価値もなくなる。(むしろ、検索エンジンを欺こうとしたためにペナルティをもらう可能性が高いだろう)

これは、最近頻繁に起きている「サイトへのペナルティ」の状況を見れば、臨場感を持って理解することができるはずだ。

質が高く、SEOに強いブログを運営しようと思えば、とにかく1記事の価値を最大化しよう。アクセスの多いブログやサイトを見れば、1記事から得られる価値がとても大きいことが分かるだろう。
僕も、読者にとって価値のある記事を書くために、複数のサイトから情報を得るばかりでなく、本を何冊も読むこともある。

キーワードの選び方(記事タイトルの書き方)

SEOを目的としたキーワードの選定と聞くと、小手先のテクニックのように感じるだろう。
しかし、ここで触れている「キーワードの選定」は、読者にとって訴求力のある最適なキーワードであるかどうかだ。

読者は、キーワードを検索して、ヒットしたサイトのタイトルを見て、どの記事を読むかを決めている。
この時、読者は「探している情報」と「タイトルの記事」が近ければ近いほど、記事を読む可能性が高くなる。

例えば、「僕のおすすめする美味しいお店ランキング」とした場合、そのお店は夜なのか昼なのか、和食なのかイタリアンなのか、会食向けか個人向けか等、タイトルを読んだだけでは何が書いてあるのか分からない。
僕が「夜に1人でお酒を飲みながら食事ができるイタリアンレストラン」を探していた場合、「僕のおすすめする美味しいお店ランキング」という記事をクリックする確率は低いだろう。
この時、「僕が1人で行ったイタリアンレストランの中からオススメする厳選5店舗(新宿・六本木編)」というタイトルであれば、間違いなく記事を開くだろう。

つまり、どういう読者を対象にした記事なのかをきちんと想定し、そのターゲットした読者にとって一目で内容が分かるタイトルにすることで一気にファーストコンタクト率は上がる。
下手にビッグワードを狙おうとして、内容が言いたい事がよく分からなくなるタイトルが散見される。タイトルは、できるだけニッチに具体化することを意識しよう。

言うまでもないが、タイトルと記事の本文の内容が一致していることは大前提だ。
(不一致であれば、いずれ検索エンジンから見放される)

コーヒーとプラント

良いブログとは

アクセス数や収益性はブログの価値を計測しやすいため、一つの指標になることは間違いないが、運営者視点で良いブログであって読者にとって良いブログかどうかは分からない。

単なる情報についての説明であれば、Wikipediaや辞書サイトがある。
日記を読むなら、Facebookで知り合い友人の日記を読むか、有名人のブログをフォローする。
「今朝は寝坊してしまったが、何とか仕事に間に合った。大事な会議だったけど、上手く乗り切ることができた。自分へのご褒美に美味しいビールで乾杯しました」という記事を一体誰が読みたいのか。

つまり、(僕を含めて)個人的に有名でない人が書くブログが読者に提供できる付加価値は、自らの体験や考察から導かれるオリジナルの「知恵」なのだ。決して、色のない単なる「日常」ではない。
読者1人では見つけられない答え、体験できない感動、知らなかった知識、便利な情報を求めているのだ。
今後、Googleの進化によってサイトの淘汰が進んでいく。読者にとって価値のないブログは順位を落とすか、インデックスから削除されるだろう。

結局、良いブログとは、なんだろうか。
それは、アクセスが多いことでも、収益性が高いことでもない。
エンドユーザである「読者」にとって有益なブログであることであり、そういったブログが長く生き残り、結果としてアクセスを一番多く稼ぎ出すのだ。