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趣味も仕事も、本気で楽しむオトコのブログ

周りに惑わされず「なりたい自分」になるための4つのプロセス

我が道を行く


どれだけ必死に頑張っても、必ず自分よりも優れた人を出会う。

何とかやりきったことでも、とても簡単にやってのける人。たくさん勉強して身に付けたのに、それ以上に何でも知っている人。
自分なりに自信のあることでも上には上がいるものであり、この世界にいると自分がちっぽけに思えてきて、いとも簡単に挫折を味わうことができてしまう。

しかし、挫折したままで終わる訳にはいかない。
何とかして、自分の価値を高めたい。
でも、何をすれば良いか分からない。

こういった状況を何とか打破するために、取るべき行動について紹介する。

1. 他人との比較ではなく、「なりたい自分」を考える

漠然と目標がないまま、とにかく頑張って突っ走っていると、自分の位置を確認したくなる。
この時に目標が明確になっていない場合、他人と比較することで自分の立ち位置を確認する。すると、他人の出来ているところばかり目に入ってしまい、その差に挫折してしまう。

なので、最初からはっきりと「ゴール」をイメージしておくことが、とても重要になる。
そうすると、他人と比較することに意味がないことに気付く。

東大に行きたい。サッカーが上手くなりたい。英語を話したい。エンジニアになりたい。プロゲーマーになりたい。

とにかく何でも良いので、できるだけ具体的に「なりたい自分」をイメージしよう。
この時に大切なのは「だって」「でも」を言わないことだ。常に「だって」「でも」と言い訳を付けてしまうと、「東大に行きたい。でも勉強は苦手だから諦めよう」と、すぐに言い訳を付けて諦めてしまう。

今の自分からみた時、どんな突拍子もない夢でも構わない。
とにかく、やりたいこと、すべきことを見つけてしまおう。

2. とにかく、やってみる

この最初の一歩がものすごく重要だ。
人間は本来怠け者で言い訳を好むので、なかなか最初に一歩を踏み出さない。
「もう少し、下調べしてから決めます」「少し準備します」などと言って、結局何ヶ月も何年も経過してしまった例は珍しくない。下調べや準備ばかりをしていると、結局のところ何も行動できず後で後悔することになる。行動計画を立てることでげんなりしてしまう位なら、計画を立てることなんて、ずっと後でいい。

ピアノを上手に弾きたいなら、「今」ピアノ教室に申し込みをしよう。
英語が話したいなら、「今」オンライン英会話に申し込もう。今年中に留学しよう。
東大に行きたいなら、「今」東大コースの予備校の入会手続きをしてこよう。

人間が「やる気」を出すためには、「やってみる」ことが重要だと科学的に証明されている。
手を動かして、とにかくやってみることで「やる気」は後でちゃんとついてくる。

そして、自分のレベルよりも少しだけレベルの高い環境に飛び込むべきである。
自分よりもレベル低い環境では、刺激もなく成長も実感できない。
周りについていけなくてもいい。目的はついていくことではなく、最初に設定した「ゴール」だから。

3. とにかく、人のマネをする

上には上がいるということは、参考になる存在がいるということだ。
その人は、何かしらの方法で今の知識や技術を身につけている。つまり、徹底的に真似れば少なくとも、その人と同じレベルになることはできる。
真似る対象の人は、出来るだけ上のレベルの人を選ぼう。

そして、真似る内容は目に見える行動だけでなく「何を考えているのか」「日ごろの習慣」「失敗をどのように乗り越えたのか」等、できるだけ詳細に、幅広く真似をすることだ。
そのためには、そのロールモデルとなる人物とコミュニケーションを取り、事細かに話を聞くことができる関係を築く必要がある。コミュニケーションを取る時も、相手にとって何かしらのメリットを提供するよう心掛けよう。その人にとってメリットがなければ、自分と一緒にいる意味がない。具体的な価値の提供(自分の方が優れていること)でもいいし、単なる安心感や笑い等でもいい。ロールモデルとなる人が、自分と一緒にいたいと思ってくれるような「何か」が提供できなければ、本当のコミュニケーションは生まれない。

とにかく「真似る」ことを徹底して継続していくことによって、いつの間にか自分のものになっているはずだ。
好きな野球選手の物まねをして素振りをしていたら、いつか自分のスイングになる。自分のものになるまで真似をしたのなら、あとは自分のものとして改良をしていくだけだ。その頃には、真似をする必要はなくなっているはずだ。

一方通行

4. 徹底的に繰り返すこと

10,000時間繰り返すと超一流になると言われている。

10,000時間にまつわる次のような意見がある。

音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループ、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較。ソリストになりそうなグループは計10000時間ほどで、練習量が他のグループよりも飛躍的に高い。

また、プロゲーマーの梅原大吾さんは次のように語っている。

俺は部活もしなければ勉強もしない、代わりにゲームをしている。それならば他の人間が部活や勉強に注いでいるのと同じくらい、いいや、それ以上のやる気と情熱を持ってゲームに向き合わないと、あまりにも格好悪いじゃないか」。対戦相手が10時間やるなら、僕は30時間やる。相手が100時間やるなら、300時間だってやり続けてやる。そんな覚悟だった。

10,000時間の法則が正しいかどうかは分からないが、最後にやるべきことは、とにかく「繰り返すこと」が必要だ。
この「繰り返す」行為は、次の意見からも分かるように簡単なようでとても難しい。

「一つのことに1万時間費やせばその分野にずば抜けて強くなる」という人もいるが、私はそんなに単純だとは思わない。実際には50時間を費やした後、90%が脱落する。好きになれない、向いていないという理由でだ。そしてさらに50時間費やした人の90%があきらめる。このような普遍的なサイクルがあるんだ。運だけでなく、続けるだけの熱意も必要だ。1万時間費やした人は、ただ1万時間費やした人ではない。自分で選び、さまざまな過程の中で “選ばれた人” なんだ。

自分の設定した「ゴール」に到達するには、「繰り返すこと」しか方法はない。
そして、繰り返すことで必ずゴールは近づいてきて、いつの日か到達する。
くじけそうになったら顔を上げてゴールを見つめ、同じことを何回も何回も反復して繰り返しなりたい自分になろう。

間違いなく、どんな自分にでもなれる。